ふとんをたたいたり掃除機をかけたり、消臭剤をかけたとしても、ふとんの中わたの汚れは落ちません。
洗わないでいると、ドンドン汚れがたまっていくばかりです。
クリーンライン不二屋で「ふとんの丸洗い」をしていただくと、ご愛用のふとんが中わたまでスッキリします。
問題なのはふとんの「中わたの汚れ」
以前はふとんは天日に干して、ふとん叩きでパンパンたたいていましたが、最近は少なくなってきましたね。
その理由としては、そもそも外にふとんを干せない環境にいる方が増えてきたこと、そして専用のふとんクリーナーが売れていることなどがあげられます。
専用クリーナーを買わなくても、お家にある普通の掃除機に取り付ける「ふとん用ノズル」も売られているので、それも一因になっているようです。
5年ほど前からふとんクリーナーがヒット商品番付に名を連ねるようになったことで、各社から製造販売されるようになり、代表的な機種の累計出荷台数が500万台に届くほどの勢いで、ふとんのお手入れ法として吸引除去型が定着してきました。
ふとんをパンパン叩くのとは違い、クリーナーなら室内で使用できるので、ふとんを干すことができないご家庭にも普及することになりました。
しかし、ふとんの表面を吸引するだけでは、全く落とせない汚れがあるのです。
ふとんにしみ込んだ汚れとは
人間は一晩寝ている間に、コップ一杯の汗をかくといわれています。
毎日のことですから相当な量になりますね。
汗には塩分、尿素、乳酸などが含まれていますが、中わたにしみ込んだこれらの成分を吸引除去することは不可能です。
汗や皮脂などはダニや雑菌の栄養分となり、放置しておくと非常に不衛生な状態となり、またアレルギーの原因ともなります。
このようなふとんの汚れを落とすために、クリーンライン不二屋の「ふとん丸洗い」をご利用ください。
しみ込んだ汗の成分や皮脂、ダニの死骸やフン、そして雑菌を洗い流します。
汚れが除去された中わたは弾力性を回復するので、爽やかでフワフワなふとんになるのです。
クリーニング工場での「ふとん丸洗い」
クリーニング工場ではふとんの種類や素材などに合わせた洗浄方法を選択しますが、ここではその一例をご紹介したいと思います。
1.ふとんの検品
工場に届いたふとんはまず、外側の生地の素材や染色などと、中わたの種類を確認します。
そして汚れやシミ、キズやほころびなどをチェックします。
2.前処理
ふとんについている部分的なシミなどには、本洗浄する前に部分洗いの処置をします。
3.本洗浄
ふとんの種類別に洗剤などを使い分けて、ふとん専用の大型水洗機で洗います。
4.乾燥
60℃から100℃の温度で、中わたの芯までジックリ乾燥します。
5.仕上げ
ふとんに熱風をあてながら回転させて中わたをもみほぐし、ふとんをフカフカの状態に復元します。
6.包装
仕上がったふとんを検品して、搬送用に包装します。
ふとんクリーニングの目安は1年に1回。
何年も前の汗が染みついたふとんには寝たくないですよね。